実家から独立して自分たちの家を建てる。
I夫妻はそう決心して踏み出したものの、本当にやっていけるのか不安になり、諦めかけていた時期もあったそうです。
そんなI夫妻の背中を押したのは、『低燃費住宅』の宿泊体験でした。
エアコン1台で家中が温度差なく快適な環境を保つことができ、幹線道路近くでもまったく騒音が気にならない。自然素材がふんだんに使われた室内には優しい木の香りが漂っている。
「子どもを育てていくには、こんな家がいいと実感しました」と奥さま。
やがて完成した新居は、宿泊体験で感じた心地よさをそのままに、吹き抜けやロフトを通して家中に空気が循環されていく爽やかな住まい。
「住み心地のいい家こそ、家族への最大のプレゼント」というご主人の優しさに包まれて、I家の新しい暮らしが始まりました。
床は無垢のヒノキ。壁と天井は調湿効果の高いルナ漆喰。
家具は「久和屋」で統一し、温かみのある空間を演出。
夏の西日を室内に入れないために、極力西側には窓を配置しない設計
右側のホールと左側の寝室を結ぶロフト。木の格子が爽やかな風を運んでいく
少ないエネルギーで夏は27℃、冬は20℃をキープする室内。
電動の外部ブラインドは窓の外で光を遮るために遮熱効果が高い。
強風時には自動で収納される
ロフトへはスケルトンの階段で。
これも通風を考慮した工夫のひとつ
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