JR 静岡駅から徒歩圏内の住宅密集地に建築。
S邸の前に立つと、両サイドと裏にも家が迫っており、お世辞にも恵まれた住環境とは言えません。
ところが、室内に入るとそんな不安は一蹴されます。
交通量の激しい表通りからの目線を避け、光と風を確保するために生活の中心となるLDKを2階に配置。
陽光が漆喰の壁に反射して明るく、ロフト付きの吹抜け空間は22坪とは思えない開放感があります。
『低燃費住宅』の魅力は、光や風といった自然エネルギーを活かしたパッシブデザインと、家そのものの性能の高さにある。
家全体を魔法瓶のように包み込むW 断熱をはじめ、80ミリもの厚い外壁、トリプル樹脂サッシ、呼吸する断熱材セルロースファイバーを標準採用したことで、外気温に左右されず、家中の温度差がない快適な住環境を実現。
エアコンは1台あれば十分で、年間光熱費は10万円以下に抑えられます。
省エネで身体にやさしく、メンテナンスフリーの家は、孫の代まで住み継げられるのです。
4面採光の明るいLDK。無垢の木と漆喰壁のコントラストがやさしい雰囲気を演出
隣家がひしめく狭小地でも、建物の形や窓の大きさ、位置を考慮することで、ハンディを長所に変えることができる
ブラインドは室内よりも屋外に取り付けた方が効率的。
8cm 幅のルーバーが直射日光を遮りつつ、適度な光と風を入れる
ガラスが3 層になっているユーロトリプル樹脂サッシ
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